貧困家庭の子の学習などを支援 千葉市が「ナビゲーター」設置
(東京新聞 2018年1月17日)
千葉市は、経済的に恵まれない家庭の子どもの学習を支援する「子どもナビゲーター」事業を、試験的に始めた。稲毛保健福祉センター(稲毛区穴川)内にナビゲーター一人を配置。ナビゲーターは学校などと連携し、子どもの生活習慣を整えたり、保護者を含めた家庭の支援もする。
市こども家庭支援課によると、ナビゲーターは社会福祉士や精神保健福祉士などの有資格者が担当する。主に中学生までを対象に、支援を必要とする子どもとその家庭から学校が許可を取り、ナビゲーターに情報を寄せる。
ナビゲーターは、家庭訪問するほか、子どもに学習の習慣を付けるための支援計画を作る。例えば保護者が失業している場合は、関係機関と協力し、就労支援なども検討する。
市の二〇一六年の調査などによると、生活保護や就学援助を受ける家庭の児童が学校の授業以外で学習する時間は、全児童の平均より少ない傾向が出た。大学進学率も低い傾向にあるという。
事業は一八年度まで試験的に行い、効果があれば、ナビゲーターの増員なども検討する。
市こども家庭支援課によると、ナビゲーターは社会福祉士や精神保健福祉士などの有資格者が担当する。主に中学生までを対象に、支援を必要とする子どもとその家庭から学校が許可を取り、ナビゲーターに情報を寄せる。
ナビゲーターは、家庭訪問するほか、子どもに学習の習慣を付けるための支援計画を作る。例えば保護者が失業している場合は、関係機関と協力し、就労支援なども検討する。
市の二〇一六年の調査などによると、生活保護や就学援助を受ける家庭の児童が学校の授業以外で学習する時間は、全児童の平均より少ない傾向が出た。大学進学率も低い傾向にあるという。
事業は一八年度まで試験的に行い、効果があれば、ナビゲーターの増員なども検討する。