2月8日(土)~9日(日)、当会会員団体を対象とした「2024年度 合宿勉強会 in 福岡」を福岡県福岡市にて開催いたしました。
今回の合宿勉強会には全国各地から16団体27名のみなさまにご参加いただき、困難な環境に暮らす子どもたちへの支援に関する国の政策動向等の共有をはじめ、会員団体のみなさまが実践しておられる様々な子ども支援の取り組みに関する知見の共有など、参加団体のみなさまと共に学び合い、子どもたちにとってより良い活動を進めるためのネットワーキングを強化する場となりました。
合宿勉強会に先駆けて、前日の2月7日(金)には、福岡市の「福岡市こども総合相談センターえがお館」様、北九州市の「認定NPO法人抱撲」様の現場も見学させていただき、様々な気づきを得る機会となりました。
合宿勉強会1日目は、九州大学医学部百年講堂にて、弊会理事会メンバーによるパネルディスカッション形式での情報共有を皮切りに、その後3つの分科会に分かれてディスカッションを行ないました。
<分科会でのディスカッション内容>
◆「生活困窮者自立支援法に基づく学習生活支援事業のこれから」
コーディネーター:渡辺 由美子 氏(認定NPO法人キッズドア 理事長)
◆「民間資金の活用とファンドレイジング」
コーディネーター:李 炯植 氏(認定NPO法人Learning for All 代表理事)、田口 吾郎 氏(NPO法人いるか 代表理事)
◆「ユースワークとこども計画」
コーディネーター:能島 裕介 氏(公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 理事)、 森山 誉恵 氏(認定NPO 法人3keys 代表理事)
合宿勉強会2日目は、弊会代表でもある認定NPO法人さいたまユースサポートネット 代表理事の青砥 恭 氏より「分断と孤立化を超えてローカル・コモンズをめざす地域のプラットフォーム形成に向けて」というテーマでお話いただき、その後、いくつかのテーマでワークショップを実施いたしました。
日頃、全国各地で活動されているみなさまが一堂に会することで、地域特性による課題や団体固有の課題や取り組みについて、団体の代表から現場の若手スタッフまで幅広い年代・ポジションの方々が、同じ机で共に議論を交わす場は本当に有意義な機会であり、今後の各団体における子ども支援活動において、大きな学びと気づきを得ていただけたと思います。
最後に、今回の合宿勉強会の開催に際し、ご協賛いただきました「日本生命保険相互会社」様、弊会会員団体による現場見学を受け入れてくださった「福岡市こども総合相談センターえがお館」様・「認定NPO法人抱撲」様、そして、事前の準備から当日の運営まで多大なサポートをいただきました「NPO法人いるか」様に、あらためまして深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
◆会員団体募集のお知らせ◆
当会では常時、困難な環境に暮らす子どもたちへの教育支援活動に取り組まれている、全国各地の非営利団体のみなさまを対象に、会員団体の募集を行っております。弊会の取り組みにご関心をいただけましたら、ご入会をご検討いただければ幸いです。
<ご入会について>
http://kyoikushien.net/entry/
<入会届フォーム>
https://x.gd/tu3RN
※ご参加にあたってご不明な点などございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。
http://kyoikushien.net/contact/
全国各地で活動されている団体のみなさまとご一緒できることを心からお待ちしております。