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1月21日(土)、福岡にて、今年度最後となる弊会主催のシンポジウム「Kids’ Day JAPAN in 福岡」を開催いたしました。
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当日のご来場者総数は100名を超え、福岡のみならず、佐賀や熊本、そして沖縄からもご来場いただき、九州における“子どもの貧困”、“教育支援”というテーマへの関心の高さを強く感じる一日となりました。
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シンポジウムでは冒頭、弊会代表幹事の青砥恭(NPO法人さいたまユースサポートネット代表理事)からご挨拶させていただき、弊会設立の経緯や活動状況等について、ご説明させていただきました。
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そして基調講演として、佐賀県武雄市市長で、子どもの貧困対策首長連合会長も務める小松政氏より、佐賀県武雄市の現状と取り組みに加え、子どもの貧困対策首長連合設立の経緯や今後の方向性についてご講演いただきました。
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第一部「日本各地で教育支援活動を続ける5団体による事例紹介」では、熊本県健康福祉部長寿社会局社会福祉課 課長補佐の桑原博史氏をはじめ、福岡の認定NPO法人エデュケーションエーキューブ 代表理事の草場勇一氏、同じく福岡のNPO法人いるかねっと 代表理事の田口吾郎氏、広く熊本、東北、関西で活動を続ける公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 代表理事の今井悠介氏、東京のNPO法人3keys 代表理事の森山誉恵氏から、現場の状況を交えながら、具体的なお話をいただきました。

第二部「子どもの貧困の現状と私たちにできること」と題したパネルディスカッションでは、弊会代表幹事の青砥恭(NPO法人さいたまユースサポートネット代表理事)をファシリテーター、第一部登壇者の桑原氏、田口氏、森山氏に加え、福岡のNPO法人そだちの樹の安孫子健輔氏、東京のNPO法人Learning for All 代表理事の李炯植氏をパネリストとして、会場からの質問に答える形でインタラクティブなディスカッションを行いました。
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今年度、東京での設立記念フォーラムを皮切りに、大阪、福島、そして福岡でのシンポジウムを開催させていただきましたが、日本各地に“子どもの貧困”という課題があり、それを解決するべく教育支援を担う団体が各地域、そしてなにより、個々の子どもたちに則した丁寧な活動を地道に続けているということがあらためてわかりました。

この我が国にとって喫緊の課題である”子どもの貧困”を解決していくため、NPO等の団体間の連携だけではなく、行政や企業、そして、ひとりひとりの個人が、しっかりと考え、行動していくことが不可欠だと感じました。

引き続き、みなさまのご理解と温かなご支援・ご協力をお願いいたします!