当会の会員団体である「公益財団法人ベネッセこども基金」からのお知らせです。
病気の子どもや外国にルーツをもつ子どもを支援する2団体と共に、様々な困難を抱えている子どもの権利について考えるオンラインイベント<ベネッセこども基金MeetUp#3>子どもの権利って何だろう?子ども支援の現場から「子どもの権利」を考える会を2022年3月19日(土)に開催致します。
ベネッセこども基金MeetUpは、子どもたちを取り巻く社会課題を発信し、多様な関わりを増やし、解決策について一緒に考えていくイベントです。
今回は「子どもの権利」について取り上げます。どなたでもお気軽にご参加ください。
イベントのお申込み、詳細はこちらから
※お申込者全員に後日アーカイブ動画をお届けします。
https://2021kodomokikin-meetup3.peatix.com/
【開催概要】
▼日時:2022年3月19日(土)10:00-12:00 (開場9:45)
▼スケジュール
9:45 入室開始
10:00 イントロダクション
10:05 第1部 基調講演 「子どもの権利とはなにか-大人たちがすべきこと」
10:40 第2部 助成団体による事例紹介 困難を抱える子どもの支援現場の取り組み
・認定NPO法人ポケットサポート「病気なのに、学びって必要なの?」
・NPO法人在日ブラジル人を支援する会(サビジャ)「在日ブラジル人の子どもの学びの機会と権利」
11:00 第3部 登壇者によるディスカッション
11:25 クロージング
11:30 登壇者への質疑応答・フリートーク
12:00 終了
▼場所:ZOOM配信
10:00~11:25はウェビナー配信
11:30~登壇者への質疑応答・フリートークは、ZOOMミーティングにて実施します
Peatixからお申し込みいただいた方へのみ、ZOOMURLをPeatix経由にてご案内します。
後日アーカイブ動画もお届けします
▼参加費:無料
▼お申込み、詳細はこちらから
https://2021kodomokikin-meetup3.peatix.com/
【登壇者】
子どもの権利条約ネットワーク事務局長であり、浦和大学准教授 林大介氏をお迎えし、「子どもの権利とはなにか-大人たちがすべきこと」をテーマに基調講演をいただくほか、以下、ベネッセこども基金助成の採択団体にご登壇いただき各領域における「子どもの権利」について事例をお話いただきます。
・認定NPO法人ポケットサポート三好代表より「病気なのに、学びって必要なの?」
https://www.pokesapo.com/
・NPO法人在日ブラジル人を支援する会(サビジャ)千葉様より「在日ブラジル人の子どもの学びの機会と権利」
https://www.nposabja.org/ja/
また、モデレーターに子どもの権利を学ぶ会を主催されている宮本聡氏を迎え、4者によるディスカッションも行います。
【こんな方におすすめ】
◆保護者、学校の先生、子ども支援NPOなど、日常的に子どもと接する方
◆子どもの権利について学びを深めたい方
◆子ども×教育に関心をお持ちの方
◆子どもを取り巻く社会課題に関心をお持ちの方
【お問い合わせ】
公益財団法人ベネッセこども基金 事務局
Mail:info@benesse-kodomokikin.or.jp
【ベネッセこども基金からのメッセージ】
「子どもの権利」と聞いて、どのような権利を思い浮かべるでしょうか。
18歳未満を子どもとした「子どもの権利条約」(1989年国連採択)では、大人と同様に子どもも一人の人間として「あたりまえ」の要求や意思を認められると定めています。日本は1994年に、158番目の締約国として批准しました。ただし、子どもの権利に関する日本社会での認知は高くなく、批准から25年以上が経過した今でも、子どもの権利が守られていない様々な問題(虐待、子どもの貧困、いじめ、不登校、社会的養護など)が起こり、深刻さを増しています。また、日本には子どもの権利を包括的に定め、それを守るための国の理念、基本方針、必要な政策などを定めた法律がないままとなっています。
政府はこども政策の司令塔となる新たな組織「こども家庭庁」を2023年度に創設する方針を固めました。
「こども家庭庁」では、子どもをとりまく様々な課題を解決し子どもを支援するために、制度の壁を越えた取り組みが進められる予定です。課題を解決するためには、まずは大人が「子どもの権利」を正しく理解し、認知を広げていくことが必要だと考えます。このイベントを通して、みなさんと一緒に考えていければと思います。ご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。