会員団体からのお知らせ

協議会の会員団体であり、児童福祉施設への学習支援ボランティア派遣・教室運営支援や、相談できる大人が周りにいない子どもたちへの相談・支援などを展開する「認定NPO法人3keys」からのお知らせです。

この度、認定NPO法人3keysでは、大阪市にて、「子どもについて学ぶことが支援につながる」という趣旨で継続開催している、Child Issue Seminar Vol.19を開催いたします。


【開催概要】
 Child Issue Seminar Vol.19 ※詳細はこちらから

  日 時:12月18日(火) 18:00~20:40 ※受付開始17:30
  場 所:梅田スカイビルタワーウエスト22階 梅田スカイビル会議室
      (大阪市北区大淀中1-1-88)
  参加費:無料(参加費は無料ですが、一口500円の会場募金へのご協力をお願いします。)
  定 員:120名(先着順)
  主 催:認定NPO法人3keys(http://3keys.jp/

<お申し込みはこちら>
 https://ws.formzu.net/fgen/S55931955/

<認定NPO法人3keysからのメッセージ>
 第1部では3keysの団体概要と「Mex(ミークス)」の利用状況を中心に最近の活動について報告させていただきます。
 「Mex(ミークス)」とは、子どもたちに支援団体や支援情報の知識がなくても、悩みをひとりで抱えた時に、自分にあった相談先・支援先が見つけられる検索・相談サイトです。レストランの情報が欲しい時はレストラン検索サイトや、コスメの情報が知りたい時はコスメ検索サイトなど、大人のための検索サイトはたくさんあります。しかし、子どもたちが悩んでいる時に簡単にかつ安心して支援情報を検索できるサイトはありません。
 「本当は誰かに相談したい」
 そんな思いの子どもたちが、相談する前に挫折せず、本当に必要な支援にたどり着けるようにするために「Mex(ミークス)」を運営しています。

 第2部の基調講演では高校中退・不登校・ひきこもりなど、学校になじめず、つまずいてしまった若者を対象に個別教育を行っている「キズキ共育塾」を立ち上げた安田祐輔さんをお招きします。
 安田さん自身、中学を一度中退し、高校もほとんど通っていない落ちこぼれ。さらに、発達障害によるいじめ、父のDV、一家離散…家族からも社会からも必要とされていない苦しみがあったといいます。「…何のために生まれてきたのだろうか…」その問いがいつも頭から離れなかった安田さんが一念発起してゼロから猛勉強、難関大学合格、卒業後には大企業に就職、人生ではじめての成功体験だったはず、が…入社4カ月でうつ病の診断を受け、ひきこもり生活に。
 最新刊『暗闇でも走る』のプロローグには「僕がこの本を書こうと思ったのは社会の暗闇を伝えたかったから」とあります。安田さんにはこれまでの人生を振り返っていただきながら、子どもや若者を取り巻く現状、そして私たち大人にできることについてお話をいただきます。

 基調講演の後、安田さんと3keys代表理事・森山とのトークセッションでは皆さまからのご質問を交えながらより詳しく若者をとりまく現状について考えていきます。

◆認定NPO法人3keys(スリーキーズ)とは
 「虐待や貧困などで孤立したり、深く傷ついてしまっている子どもたちのために、生まれ育った環境によらず、自立や権利保障の観点から必要な支援・情報が行き届く社会の創造に寄与すること」を目的にさまざまな支援活動を展開しています。
 2016年4月にサービスを開始した10代のための支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」は2017年6月に全国版化しました。2018年度は毎月約2万件のアクセスがあり、いじめや不登校、妊娠、自殺などの悩みを抱えた子どもたちに利用されています。
※10代のための支援サービス検索・相談サイト「Mex(ミークス)」は、第12回キッズデザイン賞を受賞いたしました。