9月11日(日)、大阪は関西学院大学 大阪梅田キャンパスにおいて、弊会初となるシンポジウム「Kids’ Day JAPAN in 大阪」を開催いたしました。
当日のご来場者総数は120名を数え、大阪における“子どもの貧困”、“教育支援”というテーマへの関心の高さをあらためて感じ、同テーマに携わり活動する者として本当に身の引き締まる思いでした。
シンポジウムでは冒頭、弊会代表幹事の青砥恭(NPO法人さいたまユースサポートネット代表理事)のご挨拶の中で、弊会設立の経緯や今後の活動等について、ご説明させていただきました。
そして基調講演として、大阪府箕面市市長の倉田哲郎氏からは、箕面市の先進的な取り組みをご紹介いただくとともに、今後、自治体が担っていく役割の重要性についてご講演いただきました。
第一部「日本各地で教育支援活動を続ける4団体による事例紹介」では、地元大阪で活動を続けるNPO法人あっとすくーる理事長の渡剛氏をはじめ、埼玉のNPO法人さいたまユースサポートネット代表理事の青砥恭氏、宮城のNPO法人TEDIC代表理事の門馬優氏、東京のNPO法人Learning for All代表理事の李氏から、現場の状況を交えながら、具体的なお話をいただきました。
第二部「教育支援活動の必要性と今後の展開について」と題したパネルディスカッションでは、弊会副代表幹事の能島裕介(NPO法人ブレーンヒューマニティー理事長)をファシリテーター、第一部登壇者の方々をパネリストとして、“学習支援以外の部分で気にかけているところ“、”子どもたちへのリーチ方法“、”行政との連携“、といった点を軸にお話を伺うことが出来ました。
今回のシンポジウムを通して、“子どもの貧困”という喫緊の課題を解決していくためには、NPO等の団体だけではなく、今後ますます、団体間の連携をはじめ、行政、企業、そして、みなさんが、その垣根を越えて連携し、しっかりと未来を見据えて地域づくり、国づくりとして、子どもたちの教育支援を推進していくことが必要だということがわかりました。
ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
今後も是非、弊会をはじめ、子どもの貧困問題解決のために教育支援活動を続ける団体へのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします!!