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佐藤優・評『「なんとかする」子どもの貧困』 湯浅誠・著
(毎日新聞 2017年10月8日)

湯浅氏は、著書のなかで「SOSを出せない親や学校を叩いたところで、困難を抱えた子どもたちが救われるわけではない。相手を意固地にさせて、逆効果になることさえある。だから全国の実践家たちは「叩く」のではなく「支援する」ことを通じて、親や学校と関係を築き、子どもに至る通路を開いてきた。結局は、そのやり方が一番効率的で、効果的だから」と述べています。

https://mainichi.jp/articles/20171008/ddm/015/070/019000c