記事クリップ

広がる群馬県内の子ども食堂 健全育成の拠点に 貧困家庭を救え
(上毛新聞社 2017年9月17日)

 貧困や育児放棄といった困難を抱える家庭などの子どもの力になろうと、無料や安い値段で温かい食事を提供する「子ども食堂」が県内で急増している。厚生労働省の2016年国民生活基礎調査で、「子どもの貧困率」は15年時点で7人に1人(13.9%)と先進国の中で高めの水準にあるのに加え、手軽に事業化できることから、団体や自治体が相次ぎ参入している。

 食堂は利用する子どもにとっては心休まる場所だ。しかし、運営にはボランティアや食材の確保、食中毒、アレルギーへの警戒が必要となる。継続的に運営する資金や拠点、活動の周知も大きな課題だ。
(続き)
 ↓↓↓